佐藤くんはゆるい
「ん。木山ありがと、
高橋さん行こっか。」
「はい…」
瀬戸さんに手を引かれ椅子から立ち上がろう
としたーーその時。
グラっと視界が真っ暗になって
体が倒れる。
「高橋さん!?大丈夫か?」
瀬戸さんに体を支えられ倒れずに済んだ。
「すいません…ちょっとクラっとしただけ
ですから…」
「瀬戸、高橋さん少し顔色悪くない?」
「ん?そうか…?高橋さんちょっと顔
見せて。俺の方見てくれる?」