元姫と隠された真実Ⅱ



「俊介。やめなさい。」


愛梨がびしっと言った。


「え、沙羅・・・。」


透馬は、私を見て驚いたをした。


グイッ


「え、ちょっ?!」


透馬に引っ張られ、なぜか私は今透馬の腕のなかに居る。


「ど、どうしたの?」


「な、なんもねぇよ。」


「うわっ、ヤキモチ妬いてるー。」


翔が冷やかすように言った。


< 47 / 139 >

この作品をシェア

pagetop