伝えられぬまま

でもね、酔っていい気分の私達


篤輝くんは自販機でコーヒーを買おうとしたから
さっきのお釣りで私が一言言う

「あっ、お金さっきのあるよ!!これで買いなよ」

そう言うと篤輝くんはまた笑いだし
私も面白くなり2人で笑いあった。


その時、私は自然に篤輝くんの二の腕に
ボディタッチ。

今思わず普通に触っちゃった…
篤輝くん気にしてないかな…
なんて気にしながらも面白さが勝り
ずっと駅まで笑い合う。


私達は煙草を吸う
煙草を吸ってる横は私が働いている職場で
目の前が駅


「今からラーメンでも食べる?笑」


「嘘でしょ?!笑もう閉まるよ笑」


「さすがにこの時間だもんな、残念笑」


「てか、今食べたら終電逃しちゃうじゃん」


「あ、ほんとだ笑」


私、篤輝くんが好きだ
ホントに好き…
バイバイしたくないな…


「あっという間だったねぇ、楽しかった」


「俺も楽しかった。こんな笑ったの久しぶりだわ笑
いいキャラ過ぎてやばい笑」


いいキャラって言われて私は嬉しかった。
篤輝くんの中では私はいい存在だって事でしょ?
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