潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「…でも、今日は朝からずっと一緒に居れたんだし、これ以上緊張を伸ばしても君には負担だろうね」
仕様がない、飲むのはまたにしようか…と諦めるようなことを言いだす越智さん。
その声に安堵しつつも私には真逆の感情もあり、複雑な気持ちで店を出て真っ先に彼に謝った。
「ごめんなさい。あの…」
言い訳するような言葉を発したものの、続きは出せず飲み込む。
今夜は本当に夢の中にいるような気分で嬉しかったけど、半ば不安定で、何処か怖い気持ちも胸の奥にある。
彼と一緒にいればその怖さも半減するようにも思えるけど、時間が長くなればなる程、きっと後からくる現実には落ち込むと思うから……。
「いいよ」
越智さんはふわりと腕を回し、優しく後ろ髪を撫でた。
香ってくる匂いに包まれて目を瞑ると腰にも腕を回され、ぎゅっと抱きしめられたから驚いた。
「あ、あの、越智さ…っ」
慌てて顔を上げると間近に迫ってくる唇。
それを見離せずにキスを受け止め、離れていくのを茫然としたまま見つめた。
「これで今日の食事代はチャラだから」
仕様がない、飲むのはまたにしようか…と諦めるようなことを言いだす越智さん。
その声に安堵しつつも私には真逆の感情もあり、複雑な気持ちで店を出て真っ先に彼に謝った。
「ごめんなさい。あの…」
言い訳するような言葉を発したものの、続きは出せず飲み込む。
今夜は本当に夢の中にいるような気分で嬉しかったけど、半ば不安定で、何処か怖い気持ちも胸の奥にある。
彼と一緒にいればその怖さも半減するようにも思えるけど、時間が長くなればなる程、きっと後からくる現実には落ち込むと思うから……。
「いいよ」
越智さんはふわりと腕を回し、優しく後ろ髪を撫でた。
香ってくる匂いに包まれて目を瞑ると腰にも腕を回され、ぎゅっと抱きしめられたから驚いた。
「あ、あの、越智さ…っ」
慌てて顔を上げると間近に迫ってくる唇。
それを見離せずにキスを受け止め、離れていくのを茫然としたまま見つめた。
「これで今日の食事代はチャラだから」