きらきら光る
彼女と俺は今までの時間を埋めるようにたくさん一緒にでかけた。いろいろなものを見て、いろいろなものを食べて、いろいろな"いっしょ"を増やした。

時々彼女はまだ不安そうな顔をする。

そんな時はいつでもどこでもちからいっぱい抱き締めた。ありったけの力で抱き締めた。


不安な時間が増えないようにそばにいた。


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