広瀬くんは、いっぱい食べる私が好き
「日下部さん、今帰り?」
長森くんが朗らかに話しかけてくれる。
茶色い髪で長身、どちらかというとスポーツマンっぽい逞しい体つきの長森くん。
性格も明るくサバサバした印象だ。
広瀬くんとは対照的な雰囲気だけど、仲がいいらしくよく一緒にいる。
「うん。今日は部活だったからちょっと遅くなっちゃったんだー。で、お腹すいたからクレープでもって」
「あー、わかるわ。部活のあと腹減るよな。
……オレらも食べようかな。日下部さん、一緒していい?」
「うん、もちろん」
長森くんと広瀬くんが注文しに店へ。
それと入れ替わるように、店員さんがクレープを持ってこっちに来てくれた。
「はい!お待たせしました」
まだ温かいクレープ。
3つ一気に持つのは少し大変。
だから早速食べて減らしていこう。
「いただきまー……」
「うわ!日下部さん、すげーな。それ一人で食べるの!?」
「んぐっ」
……注文を終えたらしい長森くんが、私を見て目を丸くしていた。
「あ、うん。いろんな味を食べたかったから」
「えー、よくそんな食えるね。ハラ大丈夫?」
「全然平気だよ」
「日下部さんっていっつも何か食ってるイメージだけど、マジもんの大食いなんだなー」
「ははは……。うん、食べるのは好きだよ」
長森くんが朗らかに話しかけてくれる。
茶色い髪で長身、どちらかというとスポーツマンっぽい逞しい体つきの長森くん。
性格も明るくサバサバした印象だ。
広瀬くんとは対照的な雰囲気だけど、仲がいいらしくよく一緒にいる。
「うん。今日は部活だったからちょっと遅くなっちゃったんだー。で、お腹すいたからクレープでもって」
「あー、わかるわ。部活のあと腹減るよな。
……オレらも食べようかな。日下部さん、一緒していい?」
「うん、もちろん」
長森くんと広瀬くんが注文しに店へ。
それと入れ替わるように、店員さんがクレープを持ってこっちに来てくれた。
「はい!お待たせしました」
まだ温かいクレープ。
3つ一気に持つのは少し大変。
だから早速食べて減らしていこう。
「いただきまー……」
「うわ!日下部さん、すげーな。それ一人で食べるの!?」
「んぐっ」
……注文を終えたらしい長森くんが、私を見て目を丸くしていた。
「あ、うん。いろんな味を食べたかったから」
「えー、よくそんな食えるね。ハラ大丈夫?」
「全然平気だよ」
「日下部さんっていっつも何か食ってるイメージだけど、マジもんの大食いなんだなー」
「ははは……。うん、食べるのは好きだよ」