広瀬くんは、いっぱい食べる私が好き
(……あれ。
やっぱりちょっと味付けが違うような気がする……)
お父さんのお弁当。
おいしいんだけど、いつもとちょっぴり味が違う。
少しだけしょっぱいような苦いような。
お父さん、今朝はいつも通りだったけど。
もしかしてまだ体調悪いのかな。
心配だなあ。
「……日下部さん、どうかした?サンドイッチなにか変だったかな」
「あ、ごめん。美味しいよすごく。ただ……ちょっとだけ考え事していて」
「考え事?」
「…うん。お父さんがね……なんだか風邪気味みたいで。あ、お父さんは大丈夫って言ってるんだけど。やっぱり心配だなーって」
「そう……。確かに心配だね」
「うん、あ、でも、その、大丈夫だと思うけどね!さ、じゃあ広瀬くんのサンドイッチ食べよう!楽しみー」
まるで自分のことみたいに悩むように眉をひそめる広瀬くん。
あまり心配させたくなくて、私は明るく何でもないように笑った。
広瀬くんの作ってくれたサンドイッチはとても美味しかった。
「美味しいー!パンがすごくしっとりしてるー。はさんである具も瑞々しくて最高だよ。
あ、こっちはパンをトーストしてある。んー、香ばしさが卵と野菜によく合ってる」
なるべく感想を詳しく広瀬くんに伝える。
作ってもらう感謝の気持ちもこめて。
それにしっかりと味を伝えると広瀬くんはとても嬉しそうに笑う。
私はその笑顔を見られるのがすごく嬉しいんだ。
やっぱりちょっと味付けが違うような気がする……)
お父さんのお弁当。
おいしいんだけど、いつもとちょっぴり味が違う。
少しだけしょっぱいような苦いような。
お父さん、今朝はいつも通りだったけど。
もしかしてまだ体調悪いのかな。
心配だなあ。
「……日下部さん、どうかした?サンドイッチなにか変だったかな」
「あ、ごめん。美味しいよすごく。ただ……ちょっとだけ考え事していて」
「考え事?」
「…うん。お父さんがね……なんだか風邪気味みたいで。あ、お父さんは大丈夫って言ってるんだけど。やっぱり心配だなーって」
「そう……。確かに心配だね」
「うん、あ、でも、その、大丈夫だと思うけどね!さ、じゃあ広瀬くんのサンドイッチ食べよう!楽しみー」
まるで自分のことみたいに悩むように眉をひそめる広瀬くん。
あまり心配させたくなくて、私は明るく何でもないように笑った。
広瀬くんの作ってくれたサンドイッチはとても美味しかった。
「美味しいー!パンがすごくしっとりしてるー。はさんである具も瑞々しくて最高だよ。
あ、こっちはパンをトーストしてある。んー、香ばしさが卵と野菜によく合ってる」
なるべく感想を詳しく広瀬くんに伝える。
作ってもらう感謝の気持ちもこめて。
それにしっかりと味を伝えると広瀬くんはとても嬉しそうに笑う。
私はその笑顔を見られるのがすごく嬉しいんだ。


