トライアングルラブ
スクールウォーズ 奴らを倒せ 前編
「おい、お前、ちょっと面貸せや。」階段の途中で、3人組に、声かけられた、大輝。

「なんのよう?」とあすか。

「女は、関係ねえ!」ドスの入った声。

「あたしたちも、行くわよ!」としのぶ。

放課後での、とある風景だった。不思議なことに、大輝は、黙っていた。

屋上で、3人と3人である。むろん、そのうち、2人は、あすかとしのぶ。

「前から思っていたが、生意気なんだよ、お前。」
「だから?」と大輝。
「ぶちのめす!」と大声で笑っていた3人組。
この場合、相手側が卑怯なのは、じゅうじゅう承知。

「お前たち、逃げろ」と大輝が叫ぶと同時に、あすかとしのぶは、相手を挑発した。
「間抜け、やってみれるなら、やってごらん?」

この言葉に、3人組のうちの、2人は、彼女らを、追いかけた。

大輝は、深呼吸した。相手の目をにらみ、左手で相手の右手を、使えないようにした。そして、手の甲を、相手のあごに、打ち付けた。会心の一撃。

グニャという音で、相手のあごの骨が、折れた音がした。あごは、鍛えようがない。

相手は、その場に、うずくまり、あごを押さえていた。

1人倒した。やったな大輝。
あと2人、
コマンド
戦う、守る、呪文、逃げる。さあ、なにを選ぶという暇なく、大輝は、確信を持って、階段を早足で降りて行った。

To be continued 2人を救えるか、大輝。
この、お話は、続きます。
君は、ネバーランドの夢を見る。
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