私の恋のヒーローは

雄亮「降谷!大丈夫か?」

チームメイトと監督が駆け寄り
そのまま降谷 恭斗は救急車で
病院へと運ばれた。

私と七海が待合室で待っていると
降谷 恭斗と雄亮が診察室から出てくる。

雄亮「捻挫らしいわ。
2週間は安静にしとかなあかんてさ。」

ソファに座った降谷 恭斗は項垂れた。

絆「良かったな。恭斗。」

声をかけると降谷 恭斗は私を睨んだ。

恭斗「何が良かったんだよ?」

絆「捻挫で済んで良かったじゃないか。
骨折してたらお前は
サッカーを諦めなければ
ならなかったのかもしれないんだぞ。」
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