君が可愛すぎるから
はっ……もしかして、わたしの浴衣姿を見て気分が悪くなったとか……!?
似合っていないのに調子に乗ってメイクとかしたから!?
そして、凪くんは頭を抱えたまま、力が抜けたようにその場に座り込んでしまった。
「だ、大丈夫!?」
あわてて凪くんの目線の高さに合わせてかがんだ。
凪くんは相変わらず自分の顔を隠して頭を抱えたまま、わたしのほうを見てくれない。
そして、ボソッとひとりごとのように……。
「あー、その可愛さは反則でしょ……」