仮想現実の世界から理想の女が現れた時
翌朝、ちょこさんのSNSを訪れる。


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8月14日(火)

昨日、地元デートしました。
私の故郷は田舎で、デートするような所は何もないと思っていましたが、好きな人と一緒だとどこでも楽しめるんだな…と思いました。

彼は私の家族と夕食も食べてくれました。
彼女の家族と食事なんて、めんどくさい事も、にこやかにしてくれる彼には感謝しかありません。
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俺は、将来に向けて布石を打つ。


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彼女の家族と過ごすことは、彼にとって面倒なことでしょうか。
大切な人との将来を考えた時、とても重要な意味を持つ時間だったのではないかと思います。
にこやかに食事をされた彼は、きっとちょこさんとの未来を大切に思い描いてるんでしょうね。
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これで、ちょこさんが俺との未来を考えてくれるといいんだけど。

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