守護天使
キミだけ足りない
目覚めると今日もひとり

僕より先に出掛けて
僕より遅く帰る

この三日間
キミは僕に近寄ろうとすらしない

何がキミを悲しくさせたのか
僕には全然わからないけど

キミと出会って
キミの笑顔を見ていたくて
キミの周りをウロウロして
キミが僕に微笑んでくれてから
ずっと幸せに過ごしてきたのに
悲しいことも楽しいことも
何でも僕に話してくれたのに

どうすればキミが笑ってくれるかな
何か変なお土産を持って帰ろうか

こんなもの捨ててきてって
キミがまた怒るかな

それでもキミがひとりじゃないって
僕がここにいるってことを
思い出してくれるかな

僕は
キミが僕をいらないって言うまで
ずっとここにいるよ

キミのいない部屋のベランダで
キミの帰りを待ちながら
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