明日からの使者



そう思って

走るのを止めて歩きながら、もう一度冷静に考えた。




それでも…!

私の人生なんだもん。




あんな、いきなり出てきたヤツの言うことなんか聞けない。




後悔しないように…




どうせ死ぬなら、
私の力で先輩に気持ちを伝えてから!





勇気、出さなきゃ!





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