明日からの使者



「…ほら。これ、やるから。両親と先輩、あと大事な奴がいたら、その人に宛てて遺書を書けよ。」



桑田は自分のカバンからルーズリーフを1枚取り出して、シャーペンと一緒に私の方に差し出した。




「分かった。…ありがとう。」




私は、桑田にお礼を言って、早速シャーペンを持ちルーズリーフに向かった。






…てか、遺書なんて書いたことないよ!


何を書いたらいいの??





< 78 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop