明日からの使者
「そうだな。俺も眠いし、武内も命の期限があるわけだし、手短にやるか。」
桑田はニヤリとしながら言った。
「…ちゃんとした作戦なんでしょうね?」
私は砂糖とミルクたっぷりになったコーヒーを飲みながら、桑田に言った。
コイツはずっと、千佳ちゃんをも納得させるような、正しいことを言ってきてる。
でも…
いきなり話に突っ込んできて、『協力する』なんて…
正直、まだ信用できないでいた。
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