俺に声援を
「なーに、シラケた話してんのよ!」

バシッと背中を叩かれ、痛みで少し背中を仰け反らす。

「愛唯先輩なんかいいなよー。黙ってないでさ!…桜羽先輩当たり前ですよ。今度こそ連れてって下さいよ!」

この子は、海夜。
あと2人のうちの1人のマネージャーだ。
海夜の大きい声にみんながつられて口々に言った。

「そうだぞーー、エース!」

「今年は行くぞー!」

「後ろでイチャつくな〜ドアホ〜。」

「一緒にみんな連れてくぞー!あとそこ!イチャついてねーし、お前よりアホじゃねーよ。」

みんなが楽しそうに話を始めた。

雪は、まだまだ降りそうだ。
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