先生と準備室
先生が笑いながらラケットで

私の腕を突いてくる。

「……」

少し寂しそうな顔でこっちを見つめ、

「藤井…?嫌か…?俺がいたら…」

と、もう一度突いてくる。

「え!?いや、嬉しいですよ!」

「そう!?良かったぁ、俺も藤井
教えれるなんて嬉しいなぁ!」

「なっ…!」

私が喋っていると部長から集合が

かかった。私も急いで部長の方へ

向かい、話を聞いた。

部長の話では、顧問の先生と大倉先生
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