世界No.1の総長と一輪の花








「これから…ずっとそばにいてね」



ぽつり、と呟くように言った言葉は確かに詩優の耳に届く。




「…もう二度と離さねぇから」






「…約束、して」


「あぁ、約束する」





小指を出すと、詩優も同じように小指を出してくれて指切りを交わした。




どうか、




どうか





これからの詩優の隣にずっといられますように…



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