【企】蜜みつtime







と、思ってたけど…







「和樹ー!!学校なんだからちゃんとボタンつけなさいよ!!」





「やーだねっ☆」





あいからずな私たちに、




「何も変わってないし。おしゃれもしようよ…」




と、呆れる友達。




変わったこといえば、名前で呼ぶようになったことと、メガネを着けなくなったこと。




あとは変わらない。




「茉弥ー、そんぐらいいいじゃん。恋人なんだからぁ。」




昨日まではそう思ったけど…





「学校は学校!!清く正しく美しく!!校則は守るためにあるものなのっ!!」







空は気持ちの良い快晴、今日も賑やかな教室には、私たちの声が響き渡る―…








―蜜みつtime―
(空がはちみつ色に染まる2人だけの時だけ、甘くいたい。)








End.






< 20 / 21 >

この作品をシェア

pagetop