アタシに付きまとう彼が愛おしい

洸太に出会ってからいつでもどこでも常に洸太の事を考えてしまう自分がいた。


本気になってはいけないのに…

「失礼しまーす」


誰もいないか….

まっいいか。適当にベッドで休もう…


アタシはゆっくりと瞼を閉じた。


ていうか、今思ったんだけど、何かアタシまるで洸太の事好きみたいじゃない?


いつも洸太の事を想って、

24時間ずっと、洸太の事で頭いっぱいだよ…


どうしてくれるの?


え、アタシが洸太が好き…?


何それ。


出会ってから、少しずつ洸太の存在が大きくなっているのは事実だけど、まさか好きになるなんて…


ナイナイ。絶対ナイ。


アタシは寂しくて1人になりたくないから、洸太と居るだけよ。
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