だいすきだったきみへ。
そんなきみをいつからだろう。

5年生で仲良くなったから、

きみと話せないことが、

きみに避けられることが嫌だって、

きみを気になりだしたんだ。

きみの好きな人は、

わたしだと言われたけど、

わたしなんかよりも、

もっと近い女の子がいたね。

むしろわたしは遠くて。

話したくて、話せなくて。

話しかけた時にするきみの顔が

迷惑そうに見えたから、

きみに話す勇気がなくなったんだ。
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