世界はエリカ様のお望み通り




「あ、では私授業の支度しないといけないのでこれで失礼しますね」





そう言って急いで美希の元へ駆け寄る。






「はぁ~、朝からなんなのあれ」






「朝からお疲れさん。昨日はそのまま帰っちゃうなんて、、まさか、、実は、、?」






美希がニタニタしながらエリカを見てくる。






「何も無いし、昨日の先輩の件ちゃんと説明したでしょ?あのおとこなんてこっちから願い下げだっての。」






「まぁあんな事言えちゃう男だしねぇ騙されなくて良かったねエリカ。で、もう1人のイケメンは?」





またニタニタしてるしなんなのよもう。





「慰めてもらえば~?」





「誰を想像してるのか知らないけど有り得ないから」





「へぇ~」






これは完全にからかわれてるわ。






そんな美希を横目に入口に目を向けてハッとした。
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