心に一滴の雫を。

作った自分

小さな家が…燃えている。

家だけじゃない。

周りの森の木々たちも…中にいる人も、全部。

燃えていないのは、自分と**だけ。

とめどなく流れる涙が頬を濡らす。

助けに行こうと動こうにも**が止めに入る。

結果、ただ燃えている光景を眺めることしかできなかった。

「…なんで」

なぜ止める、と顔は隠されて見えない**に問う

あの家はー…。

自分の家なのに。
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