『30歳…。』
『幼き時代…』 『初恋…?』
私はごく普通の家庭に生まれた三人兄弟の二番目。 上には姉、下には弟がいる。二番目はよく人には『真ん中は自由奔放でワガママが多いわね』と、言われるがそんな事もない!ただ、姉からはよくうらやましがられ恨まれていたのは事実だった…。姉は小さい時から『親の言う通りにするおとなしい子。』親に逆らうなんて事はまずしない世間一般に言うと『いい子』だった。私は逆で、なんでも言う事は聞く訳もない、怒られてばかりの『容量の悪い子』。弟は初の男の子と言う事もあり、『可愛い〜可愛い〜!』で、育てられている『可愛い〜子』だった。こんな感じで周りのご近所さんや親戚にはそれぞれ色眼鏡で見られていた幼い頃…。子供なりに沢山のストレスを抱えていた訳だ…。姉はやりたい遊び、反抗したい時全てを我慢して『いい子』を演じきる毎日。ストレスの固まりだ!そのストレスのほこ先は言うまでもなく、自由奔放に暮らしている私に違いない。親が見てない所での嫌がらせは毎日続いた…。もちろん喧嘩になれば怒られるのは決まって私!!親の決まった台詞。『お姉ちゃんはそんな事する子じゃないでしょ!あなただけよ!言う事聞かない子は…』と見てもないのに決めつけられる毎日。子供ながらに『なぜ親は
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