毎日、失恋。
次の日、やはり彼女は熱を出して学校を休んだ。

あの状況ならそりゃそうだろ。

昨日、何としてでも送り届けるべきだったと後悔しても遅い。

だから、僕は彼女を諦めない。

拒絶されても彼女を一人になんてしない。

彼女を救えるのは僕しかいないんだ。

例え彼女の気持ちは他にあったとしてもそれでも僕は彼女を唯一、救える存在で有りたいんだ。

僕が僕の家族によって救われたように…

頑なな拒絶にかなりダメージを受けるものの僕は自分自身を奮い立たせる。

迷ってなんかいられない。

その勢いで僕は放課後、高橋さんの家に向かった。

何度も何度も送ってきた道を辿る。

会って貰えなかったらどうする?

弱気な思いが出てくるけどそれでも僕は彼女を諦めるわけにはいかない。

迷いながらも僕に苦しかった胸のうちを話してくれたのだから…勇気を振り絞って。

そんな高橋さんを支えたい。

支えたいなんて厚かましいかも。

本音はただ、高橋さんに笑ってて欲しいんだ。

その笑顔が僕に向けられるものであればなお嬉しいけど…

彼女にはいつだって笑ってて欲しい。

それが今の僕の願いだ。

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