そんな私は…
「俺達が見えて、彼等には見えない…。??」

「…何でだ?」

・・・

「あ!もしかして…」

「うん?」

「あの子の事について…じゃないかな?……その話の時、あの子等と、先生、いなかったじゃん?」

「そう言われてみれば、そうですね…」
紫乃が珍しく話した。



「すげぇ…!」

「何が?」

「レイラって子!」

よ〜く見てみると、

「初めて見たわ…」

「ウォル…も強い。」

そうこう話してる間に、悪霊に取り憑かれていた、2人は、ウォルと共に、あの世へ行った。と言うより送りに行った…の間違いかな?

レイラが校舎の方へ戻って来るのが分かり、
「もう終わったみたいですよ?」
と紫乃が言えば、安堵する子ども達。


「終わった〜!」

「パパとママは?何処にいるの?!」

「…ッ」

「…本当に死んじゃったんですね…」
< 25 / 327 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop