涙のち、銃声


警察に捕まる気も、奴らに良いように利用されるのもごめんだった。


俺に付いてきてくれたこいつらを巻き込むことに最後まで葛藤があったけど、

皆覚悟を決めてくれた。



先に逝った皆の顔を1人1人撫でた後、

最後にゴローが振りかざす日本刀を受け入れる。









ヒロコ・・来世でもお前を見つけて、
また薔薇の花束プレゼントするよ・・。





タク坊・・・アズサを頼んだぞ・・・。





「・・・・・アズサ・・・・
幸せ・・・に・・・・な・・・・」







第4話 完





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