黒王子に恋をして。

梓side

「梓、あとはいいから保健室連れて行け」


「私、とりあえず瑠奈の代わりに借人競走出るからゆっくりしてそばにいてあげて」


「ありがとう2人とも」





瑠奈を抱きかかえて保健室へ向かう。

瑠奈の、こんなに可愛い顔に傷をつけてしまった。

もっと早く助けられたら…。

クソっ、





「俺が守らないと」





保健室につき、ベッドに瑠奈を寝かす。

目から涙がツーッと垂れていった。
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