キミ、依存症


それが飴玉だった。


常に口の中に飴玉を転がして、無くなりそうになったらポケットの中に次の飴玉を常備している。


変わり映えを求めているうちに幾つもの味がある飴玉に依存してたのかも。


これは個人的な意見だけど、飽きたら他の味を舐められるからなのかも?なんて。


だから、他のものなんて依存しない。


きっとこの先も依存なんてする事はないんだろうって思ってたのに……。


それはある日突然に崩された。




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