先生と準備室 後編
凌久に連れられ中に入ると洋服屋さんや

雑貨屋さんが並んでいた。

「え!?服!?いいよ!」

「いいから。ね?」

しばらく歩きたどり着いた先は

私が行くような所ではない、大人っぽい

雰囲気が漂う洋服屋さん。

「ここだよ。行こ?」

「ちょっと待って!」

「ん?」

慌てて凌久の手を引きお店の前で

止まる。

「こ、こんな大人っぽいお店…
わたしには…」

「大丈夫」

「それに…一着何円…」

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