先生と準備室 後編
「ごめん…ちょっと酔っちゃって…
でも心配されるの嫌で…」

「ごめんな、佳奈」

凌久が私の手をギュッと握り、頰に片手を

添える。

「…りく?」

「これからは我慢なんてしたらダメ。
俺に迷惑かけてよ。」

優しい目で言う。

「うん…ごめんね」

「んっ」

凌久が顔を近づけてキスをした。

「んふふ。幸せ。
あ、ご飯食べれる?何か作るよ」

「ん…うどん…」

「うどんね!オッケー。20分くらいで
作るから寝ときな。」

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