SNS
SNSに

「助けて」

と書いている人がいます。
そんな人々に僕は自分でどうにかしろと言います。
なぜなら僕も苦しくなる時はありますが、
その理由は大体、僕の性格や考え方から来るものです。
それに気付いて自分で変えていけば苦しくもなくなります。
誰かに助けを求めるなんて言語道断。
自分一人で解決できる問題を不特定多数の人に伝えて迷惑をかけるなんて、
死んだほうがましです。
しかもそういう人っていつも

「死にたい」

って書いているじゃないですか。
さっさと死ねばいいのにって思います。
そんぐらいのことすらできないなんてほんと最悪です。
そう思っていました。
去年までは。
去年、鬱病と診断されました。
病院に行く前、自分もSNSに
「助けて」
とつぶやきました。
そうすることで何か楽になるかもしれない。と思ったからです。
何も変わりませんでした。
死のうとしました。
でも僕が止めてきました。
死のうとしているのは紛れもなく僕です。
でも生きようとしているのも他の誰でもない僕です。
生きようとしている僕は恐怖を感じさせ死のうとしている僕を
止めてきます。
自分で死ぬことができる人は脳がとても麻痺しているか、
元々そこの機能が正常に機能していないかです。
夜。
凄い泣きたくなる夜。
僕は泣きます。
もし泣かなかったら、
僕の身体が見えないぐらい貼ってある見せかけの僕がさらに増えてしまう。
今、一生懸命はがしている途中なのに。
早足で時間と人が流れていって、SNSでもそこらじゅうの道路でも
生と死がせめぎあっています。
生のほうが多いふりをしていますが実際死のほうが少し多いです。
今度から、少し気にしてみてください。

A.親しい人と協力して一枚ずつはがしていくしかないです。
 次は美しくなったあなたと僕で話しをましょう。
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