超能力者暗殺げぇむ
なのはの肩につく程度のふわふわヘアを見ながら、他愛ない会話を続けた




「んんぅ・・・・・・疲れた」

「お疲れ様、すみれ」

「なのははなんでそんなに元気なのさ」

「え?だって、勉強は楽しいよ?」

「その思考がおかしいんだよ・・・・・・なんでそんな頭いいの」

「私なんて頭くないから・・・・・・ね?」

「なのはが頭良くないならあたしはなんなのさぁ!」

「すみれはすみれで、いい所があるから」

ただいまお昼休み

唯一のあたしの癒し時間であり、とても貴重

・・・・・・ま、お弁当の時間なんですがね

あたしはかばんからお弁当を取り出し、同時に制服のポケットからスマホも取り出す

なのはが言ってたニュースが気になったんだ

お弁当の包みをほどきつつ、片手でニュースアプリを開き、お目当てのものを探す

「んーと、あったあった」

類似した内容のものを見つけ、直ぐにタップしてページに飛んだ

わ、ほんとだ・・・・・・高校一年生だって

あたしの一つ下だ

え、しかも、隣町の学校じゃん!

「うわぁ・・・・・・」

朝の朝礼のショートホームルームで先生が何も言わなかったから、そこまで近くないのかと思ってたけど

普通に近いじゃん!先生ニュースとか見てないの?

てゆーか朝に先生同士で集まるよね・・・・・・何も言われてないのかな

とりあえずニュースを見終わったので、お弁当に熱中することにした

正面に机をくっつけて、あたしのお向いで既にお弁当にぱくついているなのは

って、早い早い
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