。。折れた羽根、虹の架け橋。。
「あげは、今日夜、一緒に寝たいっ。」

ーーーードキドキと騒ぐ胸。


耳元で、囁く声。

「二人で?
なら、白もーーーー「白はいらねー。あげはしかいらないっ。ダメ?」

龍がなんだか甘い。

「あげはの為なら、我慢出来るよ俺っ」


ーーーーやだ。

ドキドキする。


二人だけじゃ無いのに、内緒話見たいでーーーーいつもの龍じゃない。

いつも、助手席にいる龍は今日はあたしの右隣。


左隣には旬がいたけどーーーー、疲れたのか眠ったままだ。

発進した車。

黒を置いて行く車の中でーーーー、右手に手を添える龍に、加速するドキドキ。



「本当?
じゃあ、ギュッとしてくれる?」


寂しがり屋ーーーー。


甘えん坊キャラじゃない。
だけどーーーーなんだか今日は龍に甘えたくなった。


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