たくさんの愛情をくれたのは
その時初めて気づいた・・・

「涙・・・?なんで・・・」

泣いていることに。

「結愛からキスしてとかわかりやすすぎ。大丈夫。別れねぇよ」

「うぅぅぅ・・・でも死んじゃうかもよ?私・・・」

「ゆーあ。お前を手術すんのは俺の親父だぞ?」

そっか・・・伸先生・・・

「大丈夫だ。親父はお前を助けるよ。」

「そうだよね・・・私もがんばらなきゃ・・・」

陽翔がいてよかった。

そう思った一日だった。
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