両思い、僕、私の中では-カタオモイ-


私にとって恋は「苦しいけど楽しいもの。」
だった。

中学を卒業してから数ヶ月。
私はいろんなことを思い出しては胸がキュッと
痛くなった。

「もう、会えないんだなぁ…。」
ふと自分で口にした言葉でより胸が締め付けられる。

彼はバスケ部の部長だった。
何回か目があってはキュンとする日々を過ごしていた。話しかけられた日はパラダイスのようだった。

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