愛を知らない私を愛して








なんか……懐かしいなこの視線……




この視線がストレスだったっけ……




「あれっでも1人見てない人がいる」




「え?」




「ほら、あの人」




希子が指をさした方向に目を向けると、そこには懐かしい人がいた。




「福田くんだ……」




「福田くん?」




「うん、希子には話してたじゃない。2年生の時同じクラスにめっちゃいい子がいるって」




「そうだっけ……?」




希子は覚えてないような顔をする。







< 280 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop