愛を知らない私を愛して
__……
「じゃ、気をつけてね」
「ありがとうございます、なにからなにまで……」
夕飯を食べて渚くんは本当に私の家まで送ってくれた。
「いいよ、……俺としてはお昼も出かけたいから時間空けられるように頑張るね」
「はい、私も」
昨日からずっといてお別れとなると寂しい。
次はいつ会えるんだろう……
「依茉ちゃん」
私がシュン、と肩を落としてると渚くんは私の名前を呼んだ。
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