アンバランスな関係
「お姉ちゃんから
聞いたの

光ちゃんとお姉ちゃんが
付き合ってるって

でもついさっきよ!」

「久我山っていうおばさんの
処理がなければ

俺もずっと知らなかった

…弟たちの不始末を処理したせいで
俺はスミレに残酷な人って言われるし

おばさんはしつこいし

マコは反省してないし

俺の人生って何だ?って
苛ついた」

「お姉ちゃん、泣かされたって
言ってたよ?」

「泣いて当り前のことをしたんだ
久我山を抱いて
どうにか丸めこめてって言ってきたんだ!

どうせ瑛ちゃんは
恋人もいないし、
平気でしょ~

とか言って
俺を久我山に引き合わせたんだ」

「マコは光ちゃん命なの…とか言ってた?」

「言ってた」

お姉ちゃんらしいや
私は笑顔になった

くすくすと肩を震わせて
笑っていると

瑛ちゃんが隣に座って
肩を抱いた

「俺が好きなのは…」

「わかってるよ
でも今は応えられない

もうちょっと頑張って!」

「そういうなら
いつかは応えてくれるわけ?」

「どうかな?
好きになれば
応えられるけど」

< 31 / 34 >

この作品をシェア

pagetop