COLOR~番外編集~
箱の中には色とりどりのマカロン。
みんな美味しそうに詰まっている。

黄色にピンク、クリーム色や茶色。

それらはどれも美味しそうだけど。


私達(・・)の色はこれだね。」

私はそう言うと、ひょいっとつまんで口の中に放り込んだ。

「うん、ぴったり。」

悠里も笑顔で頷いている。



それは───その色は、ピンクのマカロン。

きっと、お互いを想い合う私達にぴったりな色だ。

              「pink」 fin
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