愛のかたち
友美は横からコッソリ幼稚園児のを選んでいた。
『わたしの背とかキャラならこれしかないんだもーん。』
と自分にあてて帽子をかぶったりして、もうなりきっていた。
『友美もウエイトレスするの??』
わたしは理解に苦しむような言い方をすると
『咲貴がするならわたしもするもん。』
と笑顔で言った。
『あ、ありがとう・・・。』
申し訳ないような気持ちだったが、ウキウキしている友美を見て前言撤回。
こいつは着たいだけだとすぐに理解した。
物好きすぎるし・・・。
それにしてもミスコンにコスプレ。
だるすぎる・・・。
これがわたしの本音だった。
廊下で拓海に会い、そのことを全部言うと笑っていた。
『お前、去年も散々だったもんな!!今年は俺がちゃーんとミスコンに1票入れてやるからアリス衣装でミス流星なれよ。』
その言葉にわたしは膨れっ面で拓海の胸を軽くグーで殴った。
この日、バイトは孝浩くんが休みで4人だった。
『流星の学園祭って今月の3週目の土日でしょ??』
わたしが返却商品を戻してると横から俊くんが話しかけてきた。
『うん、そうだよ。超やだ。』
あの初日以来、俊くんに言い寄られるようなことは一度もない。
というより、本当にあの日の言葉は本当なの?ってくらい普通。
自分から話をふることもわたしは絶対しないから、もう気にしないでいた。
『なんで嫌なの?』
『・・・ミスコンとコスプレ。』
わたしはボソッと言って嫌そうな顔満開な表情をしていた。
『絶対行こ~っと♪』
だめっ!!と言う間もなく俊くんはすぐに立ち去って行った。
『わたしの背とかキャラならこれしかないんだもーん。』
と自分にあてて帽子をかぶったりして、もうなりきっていた。
『友美もウエイトレスするの??』
わたしは理解に苦しむような言い方をすると
『咲貴がするならわたしもするもん。』
と笑顔で言った。
『あ、ありがとう・・・。』
申し訳ないような気持ちだったが、ウキウキしている友美を見て前言撤回。
こいつは着たいだけだとすぐに理解した。
物好きすぎるし・・・。
それにしてもミスコンにコスプレ。
だるすぎる・・・。
これがわたしの本音だった。
廊下で拓海に会い、そのことを全部言うと笑っていた。
『お前、去年も散々だったもんな!!今年は俺がちゃーんとミスコンに1票入れてやるからアリス衣装でミス流星なれよ。』
その言葉にわたしは膨れっ面で拓海の胸を軽くグーで殴った。
この日、バイトは孝浩くんが休みで4人だった。
『流星の学園祭って今月の3週目の土日でしょ??』
わたしが返却商品を戻してると横から俊くんが話しかけてきた。
『うん、そうだよ。超やだ。』
あの初日以来、俊くんに言い寄られるようなことは一度もない。
というより、本当にあの日の言葉は本当なの?ってくらい普通。
自分から話をふることもわたしは絶対しないから、もう気にしないでいた。
『なんで嫌なの?』
『・・・ミスコンとコスプレ。』
わたしはボソッと言って嫌そうな顔満開な表情をしていた。
『絶対行こ~っと♪』
だめっ!!と言う間もなく俊くんはすぐに立ち去って行った。