愛のかたち
数年後、拓也と友美ちゃんの結婚式で俺は咲貴に会った。


アイツの左の薬指にはちゃんと指輪があった。


そして席次表には【尾上 咲貴】の文字。



尾上、約束守ってくれたんだ。




咲貴と話せなかったけど目は合った。


微笑んでペコッと頭を下げてくれた咲貴は相変わらず綺麗だった。






『孝浩っ、な~にしてんのっ!!!』


俺はサークルが同じだった女と結婚する。


咲貴ほど綺麗じゃないけど咲貴くらい心が綺麗。






俺の学生時代、何年かを捧げた女、咲貴。



きっともう会うことは二度とない。



でもきっとこの先も幸せだろう。




俺も、この先幸せになる。



『孝浩くんに出会えてよかった。』


━━俺も・・今でも咲貴に出会えてよかったと思ってる。



これからの道、別々だけど頑張ろう。


心の中でエールを送らせてくれ。



《END》



< 386 / 386 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:6

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

出会い系で出会った男たち 2
キキ/著

総文字数/114,948

ノンフィクション・実話245ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
出会い系にハマってた時代。 会った人数、わからない。 失恋の痛みで始めたこの行動を簡単に、そして面白く書いていきます。 続編はパワーアップです☆ しばらく配信できないのでパス外します。
Natural
キキ/著

総文字数/103,251

青春・友情202ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
愛したあの人。 大好きなあの子。 信用できた彼ら。 自然に仲良くなった人たちだった。 涙はもう枯れた。 みんなに顔向け出来る生き方をするだけ。
出会い系で出会った男たち
キキ/著

総文字数/42,360

ノンフィクション・実話103ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
出会い系にハマってた時代。 会った人数、わからない。 失恋の痛みで始めたこの行動を簡単に、そして面白く書いていきます。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop