愛のかたち
わたしたちは女の子たちに囲まれてる2人を尻目にビーサンを脱ぎ、走りこんで海に入った。

騒々しく海に入ったけど、たぶんわたしたちに2人は気付かなかっただろう。


浮き輪に友美が入り、わたしが後ろから押した。



『暇そうな子みーっけ!!一緒泳がない??』

・・・まただ。


今日は4人の男たちだった。

ナンパされた。

『ごめん、わたしら2人で遊べるから他あたって。』

今日はわたしが男たちに言った。

『えーいいじゃん。6人でも。多いほうが楽しいってー。』


そう言うと、1人のギャル男っぽい奴が友美が入ってる浮き輪を掴んで沖に押して行った。


『ちょ、やめてって!!』

わたしは叫んだが男はうまく身動きが取れない友美を沖へ押す。


わたしも男3人から沖のほうへ手を引っ張られてどんどん水が深くなってきた。



やだ、ちょっとこわい・・。



普通ならきっと俊くんとか恵介くんが見つけて助けてくれるんだ。

どこにいるんだろう??

そう思って後ろを見たらまだ2人は女の子に囲まれていた。



最低!!まじどうしよう・・。



『やだ!!戻して!!』

友美の声も聞こえた。



『ほんとにやめて!!こわいって!!』

わたしが騒いでるとありえない人の声が聞こえた。



『新垣ちゃん??』




嘘!?え!?なんでここに!?



わたしは目を見開いて驚いた。

そこには原口さんの姿があったから。
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