わたしの願い
壊したかった壁

愛side




「おはよう」

「愛、おはよう」


あれから月日がたってわたしは高校3年生になった。


「もう、あの子高2になっても起きてこないんだから」

遥は高2に。


「仕方ないよ、やることたくさんなんだから」

「そんなこといったってやっぱり化粧とかはしなくてもいいじゃないのね」

「まあそうだけどさ」


お母さんとは普通に話せるようになっていた。

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