私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
シェフの手際も良く、どんどんいろいろな料理が出て来る。


朋也さんが、私のお皿に焼いたお肉を置いてくれた。


『ありがとうございます、いただきます』


一口で食べれる大きさが嬉しい。


うわ~


すぐに溶けて無くなる高級なお肉だ。


柔らかくて、香ばしくて、こんな美味しいお肉食べたの初めて。


何から何まで豪華で、夢見心地だった。


みんなアルコールも入って、楽しく過ごしている。


私も交代でお手伝いしながら、この雰囲気を心から楽しんだ。


その時、屋上に、社長が上がって来た。


『やあ、よく来てくれたね。みんな、楽しんでるかな?』


私達は、一瞬でピシッとなった。


『今日はありがとうございます。お邪魔してしまい、申し訳ありません。とても美味しいです』


代表して、一弥先輩が言ってくれた。


さすがの対応だ。
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