私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
大切な2人
お風呂から上がり、髪を乾かしたら、私は男性陣の部屋に呼ばれた。


そして、朋也さんが私に言った。


私達が一緒に住んでること、一弥先輩に話したって…


びっくりしたけど…


ずっと隠しておけないもんね。


『驚いたよ、本当に。全然気づかなかった』


一弥先輩が言った。


『すみません、誰にも言ってなくて…』


『恭香ちゃんが謝ることないよ。さっき、本宮君といろいろ話したんだ。恭香ちゃんを好きになったきっかけとか、今の気持ちとか。お互い全部話して、恭香ちゃんの気持ちが…ちゃんと決まるのを待とうって』


『…ごめんなさい、本当に…私なんかのために』


『また、私なんか…って言った』


朋也さんに、注意された。


つい、自信の無さが言葉に出てしまうんだ。


『僕達、2人とも、恭香ちゃんのことが大好きなんだよ。それだけでも、自信にならないかな?僕はともかく、本宮君みたいな最強な男に好かれてるんだからさ』
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