本当に私のこと好き?




りかと同期の山下だけでなく、部長も危険人物に加えられた
前から怪しいと思ってたんだ


好きだと告げた俺に、嘘、信じられないと言われた時はもう終わりかと思った
俺の中にいる存在を確かめる様に抱き寄せた


箍が外れるとはこういうことだ
結果苦しめてしまっていたけど、言葉にしなかった俺の気持ち
言ってしまえば更に増えていって、自分が怖くなる程だ

それでも、もうりかを悲しませたくない
あんな涙は見たくない

だったら、これ以上ない位に愛して愛しまくってやる


「本当に私のこと好き?」と、何度も聞いてくるりかが可愛くて
何度果てても離してやれなくて、気付いた時には、りかはぐったりと意識を手放していた


我を忘れるって言うのはこういうことなんだろうか
抱き潰すと言うことをしてしまった俺
まぁ、昨日は今までになく、盛り上がったしな


「こんなにお前のこと好きなのに」


俺の気持ち位気付けよ
ちゃんと言ってやれなくてごめんな


真逆の気持ちを込めて言葉にした


「ん、慶太、好き」


ぎゅっと俺に抱き着いてくる
あー、可愛い

もちろん、お互い裸で
直に感じる、りかの胸の柔らかさとか
すべすべの太ももとか

やべっ

襲ったら怒られるかな
しばらくエッチ禁止とか言われたらどうしようか


まぁ、いいか
こんな風に近付けるのも彼氏の特権
もう、誰にも渡す気はないからな


怒られる覚悟で、熱い熱いキスをした








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