クール王子ととろける溺甘♡同居

「ダサいね。散々今回のこと煽っておきながら、いざ花純が男の子にまたそう言う気持ちが芽生えたのかと思うと、ちょっと寂しいな〜とか」

「舞子……」

「中学の頃、花純が泣いて私にあの話してくれた時、嬉しかったんだ。『舞子にしか話せない』って言われてさ。私今頼られてるんだ、花純のこと守らなきゃって。それまでは、花純が私のことをどう思ってくれてるのか正直わからないこともあったから」

「……うんっ、」

泣きそうでうまく言葉が出てこない。
あの日、あの時の彼に言われた言葉が蘇る。

『小山って、常にビクビクしてるじゃん?周りの顔色ばっか伺ってさ』

昔から、母子家庭っていうのもあって周りの環境と自分の環境を比べて、いつしか周りの目を気にする人間になっていた。

他人に自分がどう見られてるかばかりが気になって、嫌われないように気を遣って、そうしていくうちに、心から人と関わり会ったことがなかった。

舞子も、そんな私に気付いていたんだ。
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