友達の距離じゃない【実話】
そして、

今日、令和元年2019年5月22日


先輩は、学校が夜の時間なのですが、

学校に行くと言われて、嫌だと思いました。
まだ一緒にいたくて、話していたくて、
でも、それを言うことはできなくて。
ただなにを言われても黙って。
なにも答えずに目を瞑って下を向いていました。
寝たふりのように。

そして、ギリギリまでそうしていました。

先輩が遅刻するかもしれない時間までひきとめて。
理由も言わずに引き止めて。

本当におかしいとおもいませんか?
私は思います。

その時先輩は、私の顔の近くに手をおいていました。
たまに頭を撫でてくれました。
それを私は少し嬉しいと感じていました。
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