キミの運命の人は俺じゃない
湊はベットに乗り、私に向かい合うとスッと小さな箱を差し出した。

「亜沙美、愛してる。

いろいろ飛び越えてるのはわかってる。

でも、俺は一生離すつもりがないから全部すっとばす。

亜沙美、ずっと一緒にいたいんだ。

俺と結婚してほしい。

結婚、してください」

そういうと、私の手に小さな箱をそっとのせた。
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